
青野 朔
月間ベスト
- 2026-10 ・ 6 票 ・ 2026/10/5 21:00 の歌会(子の間)
腐らないからって死なない訳じゃないフォークを支えているナポリタン
- 2026-09 ・ 7 票 ・ 2026/9/22 21:00 の歌会(子の間)
目と鼻の間に湯船はあるらしいあふれたあとの夜風の匂い
これまでの全歌 (6)
- 天位2026/10/5 ・ 2026/10/5 21:00 の歌会(子の間) ・ 6 票
腐らないからって死なない訳じゃないフォークを支えているナポリタン
コメント 12 件
橘酔生たまにありますよね、死んでる食品サンプル…
橘酔生コミカルかつシニカルなが素晴らしいですパスタナポリタンがフォークを支えているという、たしかにそうで、おもしろいですパスタ逆転してるかんじ
設樂モシカ普通の世界(?)であれば「ナポリタンを支えているフォーク」であるところが、「フォークを支えているナポリタン」と描写されるだけで、食品サンプルであることがわかる点が、単純に面白いなと思いました。
七篠龍也橘酔生: たまにありますよね、死んでる食品サンプル…
腐らないので、死なない筈なんですけど、どうしても死んでるように見えてしまう時がありますよね。活力というか。
岡野いとう一度読んだだけでイメージがばちんと浮かぶのが素敵です
森内詩紋意外な気づきがおもしろくでとりました。 食品サンプルも色が抜けたりひび割れたりしますが、かなり時間を経過しないと変化は見えない。 それを踏まえて時、死なないわけじゃないんだという部分が活きてくると思いました
Motoshi個人的にをしすぎたと思うのですが、腐らせないように長く勤めさせる企業に対して抱く、挑戦心を反映させてよみました。 食品サンプルって、綺麗に見えますが、そのナポリタンはどこまでいっても偽物で、本当に届いて欲しいお客様の口には触れられないよね、と。 食品サンプルを表すの表現も好きだったので、に入れました。
岡野いとうにそうだよなーと漠然とわかると思いました
設樂モシカ個人的には食品サンプルの死は太陽光によって褪せてしまうことなのかな、と感じます。色褪せた食品サンプルをまなざす姿勢に、の死生観まで透けて見えるところが良いと思いました。
設樂モシカMotoshi: 個人的に読みをしすぎたと思うのですが、腐らせないように長く勤めさせる企業に対して抱く、挑戦心を反映させてよみました。 食品サンプルって、綺麗に見えますが、そのナポリタンはどこまでいっても偽物で、本当に届いて欲しいお客様の口には触れられないよね、と。 食品サンプルを表す下の句の表現も好きだったので、特選に入れました。
なるほど!確かにそう言われてみれば「腐らないからって死なない訳じゃない」が社会に対しての叫びのようにも聞こえます! - 2026/9/25 ・ 2026/9/25 21:00 の歌会(甲子の間) ・ 2 票
来年は連れて帰ると言われてた街をひかりは走って過ぎた
コメント 12 件
t「来年は連れて帰る」と誰に言われたのかを想像するだけでめちゃくちゃ想像が膨らんだ
=^_^=🐈=^_^=ひかりって新幹線
わかば🍀過ぎたなので、新幹線のひかりだと思う
ケー太新幹線の実かもですが、どうじにとして速く過ぎ去っていくものでしょうか。さくらひか連れて帰ると言ったのに、走って過ぎてしまったところに寂しさを感じました。ひかりという速さがさらにそれを感じさせます。
ケー太連れて帰るのって誰を?あるいは何を?でしょうかね。の恋人とか?さくらひかケー太: 連れて帰るのって誰を?あるいは何を?でしょうかね。主体の恋人とか?
私も恋人かなって思いました
t連れて帰ると約束していたのに、ひかりのせいで約束を破ってしまったような気がしました
tケー太: 連れて帰るのって誰を?あるいは何を?でしょうかね。主体の恋人とか?
僕も同じです
わかば🍀恋人の気がしました、でも考える余地(余白)があるところもいいですね。
小路優作連れて帰ってもらえなかったのでしょうか…それすら置き去りにして次!というポジティブさも感じました
ケー太置き去りにされた恋人がでしょうか。 - 地位2026/9/24 ・ 2026/9/24 21:00 の歌会(乙丑の間) ・ 4 票
わるいことでしょうか願ってしまうのは 稲妻、わたしの空を割りなよ
コメント 14 件
汐里タオの呼びかけるような言い方が好きです
佐々岡矩実一貫したかっこよさがある歌だなと思います は何を願ったのでしょう
白野さざんか「わたしの空」が好きです。空は自分だけのものではないけれど、まるで世界に自分しかいないみたいな感じがします
汐里タオ空を「わたしの」と限定するのもかっこいい
村川愉季自然である稲妻に平然と呼びかけているのが、この短歌の持っている強さだと思いました。 実際我々は稲妻に言うことを聞かせられないのだけど、歌のなかでは命令することもできる。そういう万能感を「つい願いに頼ってしまう無力感」の裏返しとして楽しめる気がする
そばたとえ世界がそれを許さなくとも、私は願い続けるという強さがあって、それをわたしの空と表現しているなと感じました。
汐里タオももそれぞれ好きだけど、やや具体性に欠けるかな、とも思いました。
村川愉季わたしの空 いいですよね 完全に世界を自分のものにしてる感じが
黒樹 零で一言断っておくところがいいですね。稲妻のあの非現実っぽさに何かしらの破壊を望むのは分かる気がします。
村川愉季やっぱり「わたしの空」はそんなこと叶わないからこそ言ってる気がします。 それを我々もなんとなく分かるからこそ味わいが出てくる。 で等身大のが描写されてるので
白野さざんか「わるいことでしょうか」の丁寧な問いから、「わたしの空を割りなよ」のがいい対比になっている気がします。 少しでは投げやりな物言いでの願いの強さが出ている感じがします。
汐里タオ「稲妻、わたしの空を割りなよ」と言える人は、願うことをわるいこととは全然思っていなさそうな気がして、そこが良いな、と思います。
そばわるいとのは「悪いと思っていない」が表れていると思って、わたしの空と書くのは自由さというか自分の空を持っている強さをまじまじと表現していると思います。
村川愉季汐里さんの仰るのと同じで、はたしかに慣用的なの範囲内な気はします - 地位2026/9/23 ・ 2026/9/23 21:00 の歌会(未の間) ・ 6 票
のど飴をおいてた舌がざらついて 待てといわれて待つばからしさ
コメント 16 件
たぬき取りました。誰にも待てとは言われていなくて、自分自身でなにか社会規範や当たり前に縛られているの現代っぽいような感覚を見ました。yaのど飴を なめてた のではなく おいてた というのが元々はよく待つつもりでいたことがわかるようで、待った結果、待ち続けて馬鹿らしくなった感じが伝わってきたような気がしました
インアン処方か何かだったのでしょうか。舐めずに舌の上に置いておく。を読んでから戻って直すとちょっとした拷問っぽさが感じられて面白かったです。
たぬきインアン: 処方か何かだったのでしょうか。舐めずに舌の上に置いておく。下の句を読んでから戻って読み直すとちょっとした拷問っぽさが感じられて面白かったです。
たしかに、美味しい飴とは少し違った感じの向き合い方ですよね。処方は思いつかなかったya一文で書き切っても違和感はないような気はして空白をあけようと思った必然性はなんなのか気になった
智櫻(Chio)のど飴が溶けたあとの「舌のざらつき」という、微細なから、相手のおあずけに対する不満や苛立ちへと滑らかに繋がっています。身体の不快感と感情のざらつきが一致していて、待たされている時間の怠惰で虚しい空気がリアルに思いました。寿司村マイク体調があまり良くないが、噛んでしまわずじっと辛抱づよく溶かしてていた。「ばからしさ」と言いつつの真面目さが伝わりました
砂のような誰に待てと言われたのかが気になります。
インアンスペースは、舌の感覚を味わっている感じが伝わる気がしました
高坂智香のど飴をずっと同じところに置いてしまっていた時のあのざらつき感が、蘇るようでした
インアンみなさんの評を拝見すると、わりとポピュラーな感覚なのですね!のど飴と舌のざらつきyaではかなり焦点の絞られたが見え、ざらつきとまでいわれるとベロの味蕾の一粒まで浮かぶ感覚になるが、が広めで、また滑らかにやすい、入ってきやすいもので、その対比が素晴らしいと思った
高坂智香砂のような: 誰に待てと言われたのかが気になります。
のど飴のパッケージに「噛まないでください」って書いてあったのかもしれませんね
たぬき(実際にあったかは分かりませんが)へりくだって指示に従っているが、バカバカしいな、と自覚するまでの時間的な距離を表しているとは読めるかもしれません
砂のようなばからしさが舌のざらつきをうまく表していると感じました。
たぬきインアン: みなさんの評を拝見すると、わりとポピュラーな感覚なのですね!のど飴と舌のざらつき
甘ったるいの先にあるようなイメージがあったので、ポジティブの先にあるを思いました - 地位2026/9/22 ・ 2026/9/22 21:00 の歌会(子の間) ・ 7 票
目と鼻の間に湯船はあるらしいあふれたあとの夜風の匂い
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yohei鼻まで湯船に浸かってからの時間の経過が上手く描けているのでは、と思います
アカマツヒトコト湯船が感覚的に視覚と嗅覚の両方で感じられるということを「目と鼻の間」という空間的に表現したところがお見事、という感想です
つきのみずうみは夜の一人の寂しさもあるのかなと私は感じました。
半(はした)が好きです。特に「あふれたあとの」という言葉のチョイスがいいなと思います
楢原もか涙をこらえているのかなと思いました。 そういうときって、たしかに目と鼻の間の辺りが、じーんと熱いような、つーんとしみるような感じがします。 湯船や夜風という、どちらかというといいイメージの言葉でしていることで、強がっている感じも取れます。
おはぎ流れる涙のことを湯船と表現していて、そこからあふれたあとの、たぶん泣いたあとの感じを夜風の匂いと言っているのかな、と深して、いいうただなと思いました。
アカマツヒトコト夜風の匂いってたぶん屋外の風なんですけど、「あふれる」ことをきっかけに外界につながるみたいで面白いと思います
yohei(そっちだったのかも
yohei普通に湯船をイメージしてしまった
半(はした)自分も普通の湯船を想像してしまったので、みなさんの方参考になります
琳太郎少女漫画のようなタッチでが浮かんできました🤲
おはぎ泣いたあとのつーんとした感じ、お風呂上がりに夜風をあびるのと通じるところがあって上手いと思いました。
yohei海とかじゃなく、湯船、か深いです。 - 天位2026/9/20 ・ 2026/9/20 21:00 の歌会(酉の間) ・ 5 票
帰らない夢ばかりみたコンパスを回せば円はかたかたと揺れ
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山本まともの率がすごいことになってますね
中森温泉うまく説明できないんですけど、妙に実感があるというか、不安定な感じを魅力に感じました。
中森温泉「帰らない」「コンパス」「かたかた」のKの連なりも、リズムがいいと感じました。蒼白帰らない夢ばかり見た不安と必ず元の位置に帰るコンパスの対比が面白く、でも描いた円はは揺れているところが好きです
六浦筆の助(六浦筆の介・五月雨まいまい)コンパスの化が面白いですね。悪夢のようなものを見たコンパスが自分の本分ができなくなるほどショックを受けている様子がよく伝わります。高須悠理コンパスが「帰らない夢」を見ているようにも読めて、それをひきずってうまく円がかけないコンパスをあたたかく見守る人間の様子が見えてほっこりしました
山本まとも私は二(帰らない夢ばかりみた。コンパスを…)とましたが、つなげても読めるかと思います。 はっきりとした場面やシチュエーションというものよりはイメージの歌として受け取って、帰らない夢ばかり見た、は具体的な過去の体験との関係がある気がして、不本意に帰ってしまった体験とかそういう屈折が示唆されてるように思いました。後半は現在に対する心象という感じで受け取ってます。マシュマロパフェAI評も面白いですね。帰らない夢ばかりみた/コンパスを〜で解釈しているので、別解として、“帰らない夢ばかりみたコンパス”で考えても面白いのかな、と。コンパスが見る夢。揺れ、で終わっていることも含めてどこか不安定さがあって夢らしいかも、と思いました。