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砂のような

月間ベスト

これまでの全歌 (11)

  • 2026/10/6 ・ ファスト歌会 ・ 2 票

    手の甲の皺がこれまで聴いたこと ハンドクリーム薄く伸ばした

    コメント 8 件
    パスタ
    手の甲ということで、聞きたくないものから耳をふさいだときに手の甲がそれを聞いていたという風にとりました。 皺はその時点であったのか、もしくはその過程でできていったのかどちらともありうるかなと。
    パスタ
    そして、それを労っているととりました。
    はち
    手のひらではなくて、手の甲が聴いたもの。個人的には手のひらは「掴んできたもの」、手の甲は「外に晒されて得ざるを得なかったもの」のように感じます。 それにハンドクリームを塗る。守る?潤す?覆う? 得ざるを得なかったものこそを大事にしている心がすごく良いなと思いました。
    爆乳声竜インボインボイスドラゴン
    人体の一部を化したときに、手の甲に聴覚を認めるような形にしていたのは面白かったです。他にあんまり見ない。
    爆乳声竜インボインボイスドラゴン
    は手のケアをしているわけですから、の優しさを感じますね。
    パスタ
    でも、ハンドクリームは厚く塗るんじゃなく、薄くなのがちょっと意外でおもしろかったです。そうしたほうがいいとかがあるかもしれませんが。
    はち
    ハンドクリーム塗る時って両手の手の甲を擦り合わせて延ばしたりもしますよね。 そこまで読んでるのかはわからないけど、なんだか両手の甲がそれぞれ聴いたものをひそひそと交換して教え合ってる仕草も思い浮かびました。
    爆乳声竜インボインボイスドラゴン
    たしかに、耳を塞ぐための手 みたいな意味なのかもしれない。
  • 人位2026/10/6 ・ ファスト歌会 ・ 1 票

    迷い子になれないままのグレーテル なぞる秋雨わたしを辿る

    コメント 10 件
    夢乃うつつ
    ヘンゼルについて考える余白が綺麗に作られた歌だと思います。の存在について考察の余地があって非常に面白いです。
    yohei
    グレーテル=わたし=ですかね?
    雪原あおい

    yohei: グレーテル=わたし=主体ですかね?

    私もそう読んでいました。
    yohei

    夢乃うつつ: ヘンゼルについて考える余白が綺麗に作られた歌だと思います。主体の存在について考察の余地があって非常に面白いです。

    ヘンゼルのこと、もはや気にしていなかったのですが、ヘンゼルはどのように感じられるのですか
    雪原あおい
    ヘンゼルだけが迷子になっているんですかね……?
    yohei
    なるほど
    夢乃うつつ
    私はが別で存在していて、グレーテルはかなと思いました。元の童話では、木こりが森に入る様子から秋雨は降っていないと読んだためです。
    雪原あおい
    おおー!
    ビタミン
    なぞる秋雨わたしを辿るが、まだとれてないですが、童話ではパン屑(でしたっけ?)を落として帰り道がわかるようにするという前提があって、でもこの歌では、秋雨がわたしを辿ってそうで、ちょっと逆?なのかなと、そこらへんから込めそうだとおもいました
    夢乃うつつ

    yohei: ヘンゼルのこと、もはや気にしていなかったのですが、ヘンゼルはどのように感じられるのですか

    ヘンゼルとグレーテルという広く知られた概念からグレーテルだけを抜き出すのが、そこに余白が設けられていると感じました。
  • 天位2026/10/4 ・ ファスト歌会 ・ 3 票

    曼珠沙華 泳いで来たの血の海を溺れたかったあなたの毒に

    コメント 10 件
    犬飼犬太
    ヒガンバナのことであってますかね
    永井文鳥
    血や毒は曼珠沙華(=ヒガンバナ)から連想されるものとして、が歌全体の雰囲気を担保している歌だなと感じます。
    棚だなあ
    ヒガンバナですね。赤色が血の海に続いていて好きです。
    犬飼犬太
    少し不気味で、消化しきれず自分は選を入れれなかったのですが、などを選ばれた理由を教えていただけると勉強になります。
    永井文鳥
    曼珠沙華に血や毒がつながっているのはそうだとして、だとしても「血の海」がなんのなのかとか、なかなか解釈が難しい歌なように思っています。
    棚だなあ

    犬飼犬太: 少し不気味で、消化しきれず自分は選を入れれなかったのですが、特選などを選ばれた理由を教えていただけると勉強になります。

    不気味さ、不穏さが私は逆に好きで……ここはたんにハマるかの好みかもしれないです。
    犬飼犬太
    現世というより、あの世なのかなとか想像を掻き立てられました
    犬飼犬太

    棚だなあ: 不気味さ、不穏さが私は逆に好きで……ここはたんにハマるかの好みかもしれないです。

    なるほど、、、!
    棚だなあ
    ヒガンバナ畑、本当に真っ赤ですもんね
    永井日々
    あなたの中にやられたかったけど、それほど私は弱くはないのよ、という意味にとらえました
  • 地位2026/10/1 ・ ファスト歌会 ・ 2 票

    コーヒーが飲めないのって微笑んだ頬の窪みはあの子のもので

    コメント 7 件
    永井文鳥
    「あの子のもの」だから触れない、とか、遠くにあるんだ、というの感覚があるのかなと思いました。の描写が具体的なのも好感度高かったです
    ビタミン
    えくぼのことをいってるのかなーとおもいました。えくぼなら、そのえくぼはその人(あの子)のものにきまってそうなのに、わざわざあの子のものでっていってるのがおもしろいなとおもいました。
    棚だなあ
    暖かな雰囲気がして好きなのですが、「あの子」に他の誰かを重ねてるとすると切なさが出てそれもまた好きです
    yohei
    もよいですね
    ビタミン
    えくぼって個人的にはかわいいと思いますけど、なんか鑑賞するもので、自分の物にしたいとか、触りたいとかはあんまり、ぼくは感じなくて、 なんかその執着の感覚みたいなのもおもしろいとおもいました
    棚だなあ
    えくぼという小さなところに集中しているのも好感度が見えていいなあ
    永井文鳥
    自分と話していて微笑んでいる、というあたりも含めて、にとってえくぼは特別なのかなと思いました
  • 天位2026/9/26 ・ 2026/9/26 14:00 の歌会(丑の間) ・ 3 票

    スーパーはさみしさばかり満ちていて手をつなげないぼくらに温く

    コメント 6 件
    横山基
    の心がつよく現れているように感じます。スーパーって無機質ですけど、「さみしい」場所だと感じたことはなかったです。しかも「ぼくら」として勝手になぐさめられる。
    やまこよみ
    「普通の」家族や「普通の」カップルで溢れているスーパーは、人前では手を繋げないぼくらを無意識的に疎外していてさみしさがあるけれども、別に悪気があるわけでもないから冷たいわけじゃない、とました。
    横山基
    東京の1人ものの歌としてましたが、「ぼくら」から二人以上とも読めますかね?どうでしょう
    やまこよみ
    都心だと地域によってファミリー層単身層が分かれているので、独り者が何かを思うほどバラエティに富んだ客層じゃないと思ってました。
    遠藤ミサキ

    横山基: 東京の1人ものの歌として読みましたが、「ぼくら」から二人以上とも読めますかね?どうでしょう

    干渉しないはずの独り身同士の連帯意識みたいなのと解釈してました。
    遠藤ミサキ
    スーパーってときめくような物が売ってる店じゃなくて、生活に必要なものを買うための場所なので、その必然性にさみしさを見出すのはできました。
  • 2026/9/25 ・ 2026/9/25 21:00 の歌会(乙丑の間) ・ 3 票

    セロファンのように冷たく重なった少女らの影カンナは燃やし

    コメント 11 件
    コレント
    セロファンから冷たさを導くのが自分に無いセンスで良いなと思いました。
    安田萍寄(ウキクサ)
    はきれませんでしたが、影、セロファン、燃えるというワードで写真や映画のフィルムを連想しました
    岡野いとう
    セロファンは何色なのかなと想像しました。燃えるから赤色かなとも思いましたが冷たいから青かなと思いを馳せるのが楽しかったです
    にぼ
    繊細なファンタジー感があると思います
    はるかぜ【10/12 ZINEFEST文芸大阪】
    影がセロファンのように重なるだから、少女らの華やかさのイメージのかなと思いました。カンナは花の名前でしょうか
    そば
    影が重なっていることをセロファンと表現して、それに薄く削る道具であるカンナを合わせることでストーリー性を感じます。カンナを燃やすというから、おそらくにとってはこの影が重なった状態を壊したくはない、つまり一緒にい続けたいという感情を持たせているのかな。冷たく、と燃やしで温度感に対照性が出ているのもいい所だと思います。
    コレント
    自分もカンナが鉋かと思い、花であることの可能性にすぐ思い至らなかったのですが、今にして考えると実らない恋のことだったのかなーと思います。
    そば

    安田萍寄(ウキクサ): 景は読みきれませんでしたが、影、セロファン、燃えるというワードで写真や映画のフィルムを連想しました

    セロファンが薄いものだと思っていたので、フィルムだと捉えると時間の厚みが出ていてカンナが登場しても違和感はないですね。
    岡野いとう
    カンナが人の名前でも面白いなと感じました
    そば
    カンナの花言葉に情熱があるらしいので、それも意味があるかも。
    コレント
    暗がりにどうやっても上手くいかない2人の影が重なるのと、熱が漏れるように赤いカンナが咲いているのと……というを思いました。
  • 天位2026/9/24 ・ 2026/9/24 21:00 の歌会(午の間) ・ 7 票

    コスモスに打ち明けられぬひめごとを日記に綴じる小指の疼き

    コメント 11 件
    小川未夜子
    〈小指の疼き〉の細かさが良いと思いました。
    睦叶
    花にさえ言えないことをそっとしまい込む感じがしました
    棹流
    どう形容していいのかわからないのですが、言葉の選び方、使い方がとても美しくて好きなお歌です
    じめんだ
    この疼き なんなんでしょう 指切りの約束などを連想しつつ、歌の内容からは意外と解読しづらいですよね それがほんとのことっぽさを増していてよかったです
    羽尾ハオ
    秘密を明かす心配のないコスモスにすら明かせない秘密を、日記に綴る覚悟が、小指の疼きに現れている感じがしました。
    睦叶
    小指は指切りだと思いました
    じめんだ
    ひみつだよ、という約束のような・・・? ですかね
    羽尾ハオ
    いつもはこの人にとって大切で特別なコスモスに話しかけることが日課だったのかな、などが広がりました。
    じめんだ
    ひめごと という言い方は、ファンシーさもありつつ、性的なニュアンス込みで使われるような印象がありますが、どうなんでしょう
    棹流
    ひめごと、がひらかれてるのも幼さを感じて好きです
    週間愛鳥
    ひめごと やコスモスなどの言葉で、大正頃の少女小説を想像して切ない気持ちになりました
  • 2026/9/23 ・ 2026/9/23 21:00 の歌会(未の間) ・ 5 票

    はつなつをまるごと口に含むよう 揺らぐふたりはサイダーの日々

    コメント 11 件
    寿司村マイク
    仮名にひらいている部分が多いのが、柔らかいシーンにマッチしていると思いました
    青野 朔
    爽やかな歌ですね。サイダーの日々、が好きです。
    たぬき
    全体的に爽やかな印象の語の選択ですね、
    智櫻(Chio)
    ​「はつなつをまるごと口に含むよう」 というが好きです。「初夏」の空気や日差し、季節のにおいまでを「口に含む」という触覚的・味覚的な表現に落とし込んでおり、読んだ瞬間に口いっぱいにひんやりとした清涼感を感じました。
    高坂智香
    はつなつ、は初夏のことだと思って良いのでしょうか。(他の意味がありそうならぜひ知りたいです ) ただ揺らぐのではなく、サイダーというのが素敵ですね。
    ya
    ひらがなが多くまるい印象を受けることができる。同じことを2回していふのが面白いと思いました。
    インアン
    「サイダーの日々」という表現が季節感や二人の心境を表していて良いなと思いました。その分意味が重なる表現が気になりましたが、こうでないと爽やかさが失われる気もして…シュワシュワとが聞こえてきそうな夏の一首でした🫧
    高坂智香
    まるごと、という語が個人的に好きです
    ya
    よう という語はなんとなくより丸さを感じさせる気がしました。空白の意図はなんなのか聞いてみたいです。
    青野 朔
    揺らぐふたりはサイダーの日々、の「は」が「の」だったらどうかなと思いました。日々のほうに焦点が合う感じでもおもしろいかと。
    高坂智香
    ふたり自身がサイダーなのかもしれませんね
  • 人位2026/9/22 ・ 2026/9/22 21:00 の歌会(申の間) ・ 5 票

    爪先に灯す小さき桜貝わたしひとりのひみつのままに

    コメント 11 件
    舩井りん
    爪先に桜貝を灯す、という表現が美しく感じました。マニキュアなのかな?足元は基本靴や靴下で隠されているから、秘密っぽい感じがします。なんか色っぽいですね。
    小米花みん
    ネイルのことでしょうか?だとしたらすごくかわいい歌
    高坂智香
    歌を拝見した瞬間に、可憐に小さく描かれたネイルが思い浮かびました。手として受け取り方が合っているかはわかりませんが…
    千彩 瑛
    つま先を彩る桜色、誰かに見せたりはしないのでしょうか?だから「わたしひとりのひみつ」なんですかね。
    キマユ
    私もネイルのことかと思いました。桜貝の薄いピンク色が浮かんできます
    3mm
    すごく綺麗なお歌です。砂浜の波打ち際で爪先に当たる桜貝が夜の月に反射している風を想像しました。いったいどんな秘密なんだろうとが残ります。
    高坂智香
    後半、ひらがなで書かれているのも、可憐?あるいは妖艶?な雰囲気を醸し出している気がします
    小米花みん
    なぜ秘密にしているのか、気になっちゃいます
    舩井りん

    千彩 瑛: つま先を彩る桜色、誰かに見せたりはしないのでしょうか?だから「わたしひとりのひみつ」なんですかね。

    誰かのためというよりは、自分のテンションを上げるためなのかな?と思いました。自分だけが楽しむみたいな。
    高坂智香
    花とかじゃなくて桜貝というのがまた良いですね
    千彩 瑛
    前半と後半でニュアンスが変わり、とても魅力的な歌だと思いました。
  • 地位2026/9/21 ・ 2026/9/21 21:00 の歌会(寅の間) ・ 6 票

    憂鬱はコンビニですら売っていて黄色い傘は差せなくなった

    コメント 15 件
    想田るうじゅ
    あまりわかっておらず、なんとなくいいなと思いましたが憂鬱はビニール傘ってことでしょうか?
    紫荊シダル
    黄色は色相の中で一番明度が高い色なので憂鬱に対して眩いばかりの黄色の傘がさせなくなってしまったのかなと思いました
    小路優作
    黄色い傘、子供の傘というイメージがあって。 もうあの頃の気持ちではいられないというおうたとました。
    みんなで歌会(開発者)
    黄色いは幸せをしていると思いました。幸せの黄色いハンカチ的な。でもそれだとな印象も個人的にはあります。
    わかば🍀
    黄色い傘は小学生、楽観的、純粋などを示唆していると思いました。
    みんなで歌会(開発者)

    想田るうじゅ: あまりわかっておらず、なんとなくいいなと思いましたが憂鬱はビニール傘ってことでしょうか?

    対比で言うとそういうことになりますね
    マシュマロパフェ
    黄色い傘「は」なので黄色である理由が何かしらあるはずなんですよね
    紫荊シダル
    鬱状態だと人間は鮮やかな色味を嫌う傾向にあるので色の対比と感情をているのかなと感じました
    想田るうじゅ
    コンビニですらっていうところがまたいいですね
    わかば🍀
    、きれいですね、まず、、
    小路優作
    どこででも手に入る憂鬱を、コンビニですら売っている、は面白いなと思いました
    紫荊シダル
    ビニール傘を憂鬱と捉えているのがまたアイロニーが効いていて良いですよね。コンビニのビニル傘は救世主的な存在なのに
    マシュマロパフェ

    小路優作: 黄色い傘、子供の傘というイメージがあって。 もうあの頃の気持ちではいられないというおうたと読みました。

    あ〜、なるほど、かなりしっくりきました。過去の(おそらく幸せな)子供時代を振り返り、その頃のようにはいられないというその子供時代のが黄色なんですね。かなり納得できた。
    マシュマロパフェ
    黄色の取り方を迷っていたので。なんだか歌がより好きになりました。
    想田るうじゅ

    紫荊シダル: ビニール傘を憂鬱と捉えているのがまたアイロニーが効いていて良いですよね。コンビニのビニル傘は救世主的な存在なのに

    この解釈素敵です ビニールみたいにペラペラで安っぽい生活を送っていて憂鬱というイメージがわきました!