
廣野翔一
歌会の時に歌を作って、そこで作った歌に色々加えて連作にすることが多いので、みんなで歌会をなるべく利用しようという気持ちでいます(2026.9.26現在)。 第一歌集『weathercocks』(短歌研究社)。
月間ベスト
- 2026-10 ・ 1 票 ・ 2026/10/4 14:00 の歌会(卯の間)
あしがしびれてうごけないあしがしびれてうごけない うごけないよお
- 2026-09 ・ 6 票 ・ 2026/9/22 21:00 の歌会(戌の間)
店を出てあなたが吐きし煙には触れえぬままに卓は濡れゆく
これまでの全歌 (7)
- 2026/10/4 ・ 2026/10/4 14:00 の歌会(卯の間) ・ 1 票
あしがしびれてうごけないあしがしびれてうごけない うごけないよお
コメント 10 件
よろん漢字を使う余裕がないほど、結構足のしびれがキツイんだろうなってフフッとなりました
水也ホラーの一文みがあるな、と思いました。
キキキキキウのリズムが圧倒的に強い一首だと思いました。身体の不自由さをそのまま短歌のリズムに変換していますね。個人的には諸刃の剣だと思っているのですが、これは叫びとして成立していて印象的です。の「よぉ」が情けなさも切実さも感じさせます。
中 真夜 / Mayo Atariすごく面白い歌だなと思います。 力は抜群にありますし、ひらがなのみから伝わる思考の余地のなさも感じます。
永井日々足が痺れたことしか書いてないんですけど、にいろんな想像が膨らみますね。 声にならないほどの痺れのピークが来たとか、誰かに足を触られたとか。
よろん個人的には、がそれまでのを受けるにはやや弱い印象を受けました 絞り出した言葉として柔らかすぎるとは感じました。
キキキキキウ永井日々: 足が痺れたことしか書いてないんですけど、一字空けにいろんな想像が膨らみますね。 声にならないほどの痺れのピークが来たとか、誰かに足を触られたとか。
=動けない時間そのものなのでしょうか。痺れのピークかもしれませんね。
中 真夜 / Mayo Atariひらがなのみで書かれることによって生まれる幼さがいいなと思います。の年齢はわかりませんが、どうしようもなくなった時に生じるパニック感や幼稚さが上手く表現されていると感じました。
よろん永井日々: 足が痺れたことしか書いてないんですけど、一字空けにいろんな想像が膨らみますね。 声にならないほどの痺れのピークが来たとか、誰かに足を触られたとか。
私は前者でした
永井日々中 真夜 / Mayo Atari: ひらがなのみで書かれることによって生まれる幼さがいいなと思います。主体の年齢はわかりませんが、どうしようもなくなった時に生じるパニック感や幼稚さが上手く表現されていると感じました。
私はそこそこ年齢のいった男性の情けない様子を想像しました - 2026/9/29 ・ 2026/9/29 21:00 の歌会(巳の間) ・ 1 票
身体に小さき自転車貸されつつ住宅街へ向かう葉月尽
コメント 13 件
コレント芥川龍之介のトロッコを思い出して好きだなって思いました。
爆乳声竜インボインボイスドラゴン言葉の硬さは身体とか葉月尽のことを指すのかな。
安田萍寄(ウキクサ)なんとなくですが、 お盆で祖父母の家に帰ったときに、昔用意して貰った自転車を無理に使っている、そんな色が浮かんできました。葉月尽とは少し時期がズレますが。
曽我区分がすごく浮かんでくる歌でした。 は「からだ」で読んだのですが的には「しんたい」なのでしょうか。
岡野いとうセピア色のフィルム越しのようなの歌だと思いました
コレント固さ、表現のこともでしょうか。それも古い良い文学っぽさを感じて気になりませんでした。
爆乳声竜インボインボイスドラゴン葉月尽=8月の終わり という意味でいいのかな。8月の終わりが身体に小さい自転車を貸されている?
爆乳声竜インボインボイスドラゴン身体はしんたいで読んでいます。
岡野いとう爆乳声竜インボインボイスドラゴン: 葉月尽=8月の終わり という意味でいいのかな。8月の終わりが身体に小さい自転車を貸されている?
私は8月の終わりに身体に小さい自転車をかりて走っていると読んでいました
ゆみり硬さはそこまで感じなかったです。すぐにが浮かんできて、意味の取りやすい歌だったように感じました。
爆乳声竜インボインボイスドラゴンあー、8月の終わりに自転車で走っている自分、というの主語を、8月の終わりにしている歌なのか。わかってきたかも。
爆乳声竜インボインボイスドラゴン語の選び方とか硬さとかは気になりませんでした。
曽我区分硬さについては、わたしもそこまで感じませんでした。 - 2026/9/27 ・ 2026/9/27 21:00 の歌会(乙丑の間) ・ 3 票
朝顔の蕊の部分も濡らしゆく驟雨のごとき言葉に遭いて
コメント 18 件
modern漢字が多めなこと、の気高さが歌の美しさに合っていて好きだったので、でとりました。
栗子守熊から、ただただ言葉を浴びているやるせなさを感じます。朝顔のが素敵です。
常世ネモ蕊のへこみの部分もということは結構な豪雨ですよね、歌には出ていませんが雷も聞こえてきました。
藤崎殊海@海月舎歌全体の雰囲気がしっかり統一されてますよね。世界観が見えるというか。
modern「朝顔の蕊」ってけっこう中に隠れているイメージで(間違えていたらすみません…)、それすらも濡らしてしまうような「言葉」ってどんなものだったんだろうと考えさせられます
キキキキキウ最後までと迷っていました。描写の繊細さがとても際立っている一首でした。「蕊の部分も濡らしゆく」という細部への視線が美しいのに対して、「驟雨のごとき言葉」がとして強く印象的でした。
淡島けのびしべ、でした。勉強になります。 かっこいい歌だなあと思っています。このにとって力強い言葉に出会う感覚は雨なんだなあと。想定されている時間帯によりけりですが、昼間なら閉じた花弁にまで染み込んでくるような言葉だったのかあ、とステキなと思いました。
modernと迷ったのですが、のの必然性が気になり、としました
.朝顔が濡れる、と激しい言葉が降ってくる、がちょっと遠い気がしました
藤崎殊海@海月舎私も蕊の方は知りませんでした。勉強になりました。
modern皆さんのについての解釈を聞いてみたいです
常世ネモmodern: 特選と迷ったのですが、結句の言いさしの必然性が気になり、並選としました
わたしもで少し躓いてしまいました
modern.: 朝顔が濡れる、と激しい言葉が降ってくる、がちょっと遠い気がしました
さすがに濡れないだろう…みたいなことですか??それともの激しさと濡れる朝顔の素朴さみたいなものが合っていない、みたいなことですか??
淡島けのび特に気になりませんでした! それだけにとって瞬間的でショッキングな出来事だったのかあ、とました
常世ネモすごく繊細なお歌なので消えていくような表現も雰囲気にはマッチしているとは思います!
栗子守熊modern: 皆さんの言いさしについての解釈を聞いてみたいです
私はの後に言葉に詰まる様子を想像しました。
modern栗子守熊: 私は言いさしの後に言葉に詰まる様子を想像しました。
ありがとうございます!
modern淡島けのび: 特に気になりませんでした! それだけ主体にとって瞬間的でショッキングな出来事だったのかあ、と読みました
ありがとうございます! - 地位2026/9/26 ・ 2026/9/26 21:00 の歌会(申の間) ・ 2 票
異邦まで我を探せる子はおらず街の灯に沿う列車に眠る
コメント 14 件
横山基森鴎外『舞姫』を思い出しました。哀愁と、孤独と、すこしの責任がにじむように感じます
リコシェ/梓乃📍節制中母を訪ねて三千里、がベースラインなのはわかります。異邦と街も比較なのかな。子どもがいないことを重く受け止めながらそれでも自分一人で生活を続けていく淡々としたを思いました。
雪風みなと日本人が海外にいる、としてましたが、海外の方が日本になにかしらの事情で来ている、とも読めるんですかね。 自分も舞姫辺りの欧州をイメージしました
砂のようなさみしさを自分で引き受けて生きたいという決意みたいなものを感じました。
横山基だとすると「探せる」は「探している」とも読めますよね、どうかな
雪風みなと横山基: 文語だとすると「探せる」は「探している」とも読めますよね、どうかな
探しているとました
砂のようなリコシェ/梓乃📍節制中: 母を訪ねて三千里、がベースラインなのはわかります。異邦と街も比較なのかな。子どもがいないことを重く受け止めながらそれでも自分一人で生活を続けていく淡々とした主体を思いました。
言われてたら母をたずねて三千里の反転に思えます。
横山基子供を異国に置いて来てしまったを僕はました。探して欲しいけど、そんなわけないよね、って
リコシェ/梓乃📍節制中は探してほしいのでしょうか。
雪風みなと子ども自体存在しないのかもとも思います。深しすぎですかね
横山基探してほしい気持ちと向き合うところ、のように感じます。車窓から街の灯を見ていたらそう感じたような
リコシェ/梓乃📍節制中子どもがいないことを重点に詠んでいる気はしました
砂のような雪風みなと: 子ども自体存在しないのかもとも思います。深読みしすぎですかね
私は子どもはいないとました。
横山基僕は子どもはいると思ってよみました - 地位2026/9/25 ・ 2026/9/25 21:00 の歌会(丑の間) ・ 5 票
駐車後の夜闇にしばし黙りおり木馬に潜む将のごとくに
コメント 15 件
一文字零選ばせていただきました 表現との使い方が強烈に噛み合ってます
森内詩紋トロイの木馬をこう使ってくるか、と楽しくました。 この後の動きが気になる。 トロイなら隙を突いて急襲ですが、果たして急襲されるのは誰なのか?
晴間憂楽木馬というのはおもちゃの馬なのでしょうか。前半の静けさと後半のお茶目差のギャップが好きです。
浅瀬 なみ木馬に潜む将でオデュッセイアが頭に浮かんでしまいました
一文字零物理的なは分かりやすいですが実際どういうストーリー状況なのかがほとんど描かれていないのでそこも寧ろ面白いです
白野さざんかが浮かび、できる歌でした。帰宅後の駐車場の車内でぐるぐる考え事しちゃう感じがします。
晴間憂楽どんな話なのかなとワクワクしました!
oneoneone夜、静かな駐車場で、すぐに車から降りないで、しばらく乗っている状態をました。自分もよくします。素敵な時間です。「トロイの木馬」とまで読めていませんでした(反省)。省略されたが限定できず、ではなくとさせていただきました。
一文字零トロイの木馬 のように、じっと物思いに耽ってフラストレーションを溜め込んでいる……解放された時、がどうするのか考えると面白いです
晴間憂楽トロイの木馬に触れてから改めてたいです!
oneoneone「いいことがあった」から噛みしめるように車から降りないのか、「かなしいことがあった」から気持ちを切り替えるまで車から降りないのか、それを理解するためには「トロイの木馬」というまでたどり着く必要がありましたね……。でもトロイの木馬って、騙し討ちみたいな戦法ですね?どんなか気になります!
森内詩紋としては、黙しおり、ではないのがおもしろいかも。
白野さざんか浮気現場に突撃する直前とかだったら面白いなと思いました
一文字零白野さざんか: 浮気現場に突撃する直前とかだったら面白いなと思いました
これ面白いですね
oneoneone白野さざんか: 浮気現場に突撃する直前とかだったら面白いなと思いました
そういうことなんですかね! - 人位2026/9/23 ・ 2026/9/23 21:00 の歌会(戌の間) ・ 5 票
物乞いとなりて帰れる王のごと傘無き帰路に肌着濡らして
コメント 21 件
棹流とても哀愁漂う濡れた背中が見えましたマシュマロパフェこれも好きでした。物乞い、王、ともすれば大げさな言葉が調ともマッチしていてかっこいい歌です。
睦叶物乞いと王と傘なきというイメージが重なって面白いと思いました細い身体びっしょびしょでずんずん歩く感じかなと思いました
3mm捻らずに詠むと物乞いしたけど傘借りれなくてそのまま堂々と下着濡らして帰ったんだな。王の如くと思いました細い身体物乞いと王の対比も面白いなと思いますマシュマロパフェなんといっても自認が王なのがいいですよね。
ササキハム王って大袈裟なのがいいなって思いました。物乞いだしけっこうびしょびしょなことの表現として面白いなと感じます。
3mmもう気にしない変な威風堂々感が良いです
睦叶服ではなく肌着を濡らすというのも悲壮感があってマシュマロパフェ肌着が濡れたときの情けなさがとてもよく表現できているかと。マシュマロパフェ睦叶: 服ではなく肌着を濡らすというのも悲壮感があって
かなりしっかりびしょびしょですよね。
3mm王で何故かライオンが脳裏をよぎりました
棹流堂々としてますね細い身体短い時間に王と物乞いの自認が混じってる風に読んで幅があって面白いなと思います
睦叶雨に降られる時の無敵感が伝わってきます中の王子と乞食とか踏んでる感じします
ササキハムなんだか王様だから帰る家があって喜んでくれる人もいるのかなって思いました。中の誇りを捨てない感じとか
睦叶帰路って言い方も王様感ありますマシュマロパフェ中の: 王子と乞食とか踏んでる感じします
王なので韻は踏んでいないように思います - 2026/9/22 ・ 2026/9/22 21:00 の歌会(戌の間) ・ 6 票
店を出てあなたが吐きし煙には触れえぬままに卓は濡れゆく
コメント 18 件
ぺぺいん雰囲気はめっちゃいいなと思いつつ、自分の経験した人生にはないでイメージがしづらかったです。麻雀…?
そば何となく女性目線に感じたので、あなたを貴方とすると感が増して良いのかなと思いました。
一文字零官能的な感じもありますね 渋くて大人っぽいです ストレートにこういう世界観を表現するのも中々できないなと思います
蒼い月とても大人な雰囲気だなと思いました。二人が店を出た後に残されたグラスの水滴で卓が濡れるのかなと想像しました。
仲野キキョウ(なかのっち)これは、店を出たのは相手というでいいのでしょうか。 相手が外で吸う煙草の香りにはもう触れられない、というの悲しみを感じます。
そば店を出てしまったから、自分はあなたが室内で吸うタバコの煙に混ざり込めないという意味にも取れるかな。
蒼い月私は二人一緒に店を出たけれど、距離がある関係とましたSand Pawnsバーのテーブルとかですかね。外が雨なのでしょうけれど、何故か室内のテーブルのほうが濡れるのが幻想的でよいですね。
一文字零仲野キキョウ(なかのっち): これは、店を出たのは相手という読みでいいのでしょうか。 相手が外で吸う煙草の香りにはもう触れられない、という主体の悲しみを感じます。
店を出た人に関しては何パターンか解釈の余地があると思います 濡れゆく の色気がかなり肝ですねSand Pawns拭いた布巾の水分で濡れてるのかもしれませんが。
仲野キキョウ(なかのっち)なるほど💡 から、残った相手が泣いている、というイメージを私がしていたので、様々な解釈をするとまた物語が広がりますね。
そば何となくだけど、卓で泣いていて、そのせいで濡れている世界線もありそう。
ぺぺいん二人のを描いているのですね…自分も涙は感じました。
お地蔵濡れゆく、だから時間の経過で濡れていく感じですね
そば煙がタバコとか明言していないのが良いですよね。
仲野キキョウ(なかのっち)煙がゆらゆらと動くものであることもまたいいなと思います。
一文字零そば: 煙がタバコとか明言していないのが良いですよね。
良い情報の出し方ですよね 明言せずに分かるようになっている
お地蔵涙もありそうですが、私はグラスで濡れる解釈の方を推したいです。ただ、煙に触れることと濡れることがリンクしないので並列にすることの効果は疑問でした。