
常世ネモ
月間ベスト
- 2026-10 ・ 5 票 ・ 2026/10/2 21:00 の歌会(巳の間)
ふんわりとセンサーライトが消えていく靴紐が解けないだけなのに
- 2026-09 ・ 5 票 ・ 2026/9/27 21:00 の歌会(乙丑の間)
顎だけは意地でも上げる浴槽にミレイは花を描き忘れる
これまでの全歌 (6)
- 天位2026/10/2 ・ 2026/10/2 21:00 の歌会(巳の間) ・ 5 票
ふんわりとセンサーライトが消えていく靴紐が解けないだけなのに
コメント 14 件
半(はした)日常あるあるがありありととして浮かぶいい歌だなと思いました。ただ、あまりにも直球すぎるかなと思い並に選ばせていただきました。パスタふんわり、はわかるなーとおもってとりました。
大根のつまふんわり消えるに、を残す感じ、切なさや哀愁を感じました
みずぬまと迷った一首でした。山雀は自宅の玄関をしてますが、わたしは職場での光としてました。〈解く〉という言い方が適切ではあるのだけど、一首の雰囲気とそぐわないような感じがしてになりました。
新年new太朗センサーライトが消えていくと靴紐が解けないだけなのに もさることながら言葉の組み合わせも新鮮でした 直接的な感情の言葉をつかっていないのにもの悲しさを感じて うおおおー!!ってなりました
みずぬま靴はSALOMONでしょうか
森内詩紋のがおもしろいうたと思いました。は状況説明なわけですが、靴紐が解けないのが何故なのかはわからない。不思議ながある。 と、いうか、センサーライトの場所がわからないのでよけいに不思議な感じになる。 家の外なら靴紐は解けないほうが良いことが多そうだけど、家の中なら解けないと脱げない。 矛盾というほどではないけれど、そこが良くてでとりました
みずぬまセンサーライトがある家ってかなり良い家な気がする
森内詩紋みずぬま: 靴はSALOMONでしょうか
その靴だと何かが変わってくるのでしょうか?パスタ靴紐が解けないは、とけないってよむんですかね?ほどけない?字数的にはとけないのほうがあってますけど、靴紐がとけないっていう言い方もするのかなーと自分が無知なだけかもしれませんがきになりました
森内詩紋パスタ: 靴紐が解けないは、とけないってよむんですかね?ほどけない?字数的にはとけないのほうがあってますけど、靴紐がとけないっていう言い方もするのかなーと自分が無知なだけかもしれませんがきになりました
とけない、は普通だと思いますよ
みずぬまシューレースという特殊な靴紐(靴紐ではないらしいが実質靴紐)を使っています
大根のつまパスタ: 靴紐が解けないは、とけないってよむんですかね?ほどけない?字数的にはとけないのほうがあってますけど、靴紐がとけないっていう言い方もするのかなーと自分が無知なだけかもしれませんがきになりました
ほどけない とましたパスタ森内詩紋: とけない、は普通だと思いますよ
そうなのですね!補足をありがとうございます - 2026/9/29 ・ 2026/9/29 21:00 の歌会(丑の間) ・ 4 票
※小3のとき友達が食べたチョコレート風味の絵の具も含む。
コメント 18 件
汐里タオ正直わからないことだらけではあるのですが、何か不思議ながあると感じてで取りました
汐里タオそもそも、チョコレート風味の絵の具ってのはあるんでしょうか…?
とのもづかさ汐里タオ: そもそも、チョコレート風味の絵の具ってのはあるんでしょうか…?
色味のことかなぁと思っていました。
十又水青※が見事ですね。の勝利。何の注釈なのかは分からないけれども
とのもづかさ香り付きの消しゴムやペンなどが身の回りにあって、つい口に入れちゃうのは小3の時期っぽいなと思います
汐里タオとのもづかさ: 色味のことかなぁと思っていました。
ああ、なるほどたしかに、色味かあ。「食べた」とあったので、味のことだろうと決め込んでしまいました。
一文字零注釈のみというまさかの構成に惹かれました チョコレート風味の絵の具というのはあまり馴染みないですが単に色味の話とするのが丸いのか……
汐里タオ何に「含む」のかも、一切語られてないですよね
宇那拾凄く具体的な記憶がには浮かんでいて、一体何にこの註釈が必要になったのか考える楽しみがあります。
一文字零汐里タオ: ああ、なるほどたしかに、色味かあ。「食べた」とあったので、味のことだろうと決め込んでしまいました。
食べた から 風味 のを見るとちょっとびっくりするというか、そんな絵の具あるのか?と思ってしまうところもありますよね
とのもづかさわからなさが魅力ではあると思いながらも、注釈の前の部分が少し見たかったなという印象です。
みんなで歌会(開発者)注の対象が分からないことが個人的には解釈を難しくしていると思った。やっぱり注が何を対象にしているかまで分かって初めて詩性が生まれると思う。
たぬき過去のアクシデンタルな出来事がずっと忘れられないせいで出力されているのかなあと思いながらました。といい、余白といい、私にはできない作りだなあと圧倒されました
十又水青ひょっとしたら女の子に「チョコもらったことある?」と聞かれ、「あるよ!」(※チョコレート風味の絵の具だったけど……)という場面なのか?
汐里タオに関して、チョコ/レートで切れてしまうのは少しもったいない気がしました
宇那拾バレンタインの歌だとすると一気に分かり味が深まりました
一文字零小学生的な日常の青春を感じます あとは注釈のみというアバウトさの是非ですかね
汐里タオ十又水青: ひょっとしたら女の子に「チョコもらったことある?」と聞かれ、「あるよ!」(※チョコレート風味の絵の具だったけど……)という場面なのか?
これは自分も少し考えたんですが、その場合「友達が」にはならないと思うんですよね - 地位2026/9/27 ・ 2026/9/27 21:00 の歌会(乙丑の間) ・ 5 票
顎だけは意地でも上げる浴槽にミレイは花を描き忘れる
コメント 13 件
廣野翔一ミレイ 浴槽 でたらオフィーリアの絵を描くためにモデルをバスタブに浮かせた話が出ました。
キキキキキウ「顎だけは意地でも上げる」の身体性が高くて印象的でした。ミレイの絵画を持ち込むが鮮やかですね。浴槽との関連が一読では分からなかったのですが、廣野さんのご共有で理解できました。
藤崎殊海@海月舎オフィーリアのことなんだな、と思いました。顎を上げる→オフィーリアを死なせたくなかったのかな?と。
modernでとりました。知識がなくミレイの絵画をました。モデルを本当に浴槽に浸からせて描いたというエピソード。実際の絵画は「花」が描かれているので美しく救いのあるようにも見えますが、この歌では「描き忘れる」。大きな絶望のなかでも「顎だけは意地でも上げる」のに惹かれました。
modern「上げる」は浴槽にかかる形とましたか?形とましたか?
淡島けのび何に向けて、かはわからなかったのですが、の強い意志を感じていいなと思いました。
廣野翔一私、オフィーリアの絵に実はまだ描いてなかった花があるとました
栗子守熊「描き忘れた」ではなく「描き忘れる」としたことで、描いているが浮かびました。
藤崎殊海@海月舎modern: 「上げる」は浴槽にかかる連体形と読みましたか?終止形と読みましたか?
私は形でました。
キキキキキウmodern: 「上げる」は浴槽にかかる連体形と読みましたか?終止形と読みましたか?
私は形でました。語順から、「~する+名詞」は修飾だと思ったもので……
廣野翔一形なはずなんですが、形の様な言い切りが似合う感じはしますね。
modern皆さまありがとうございます!形だとをどう置けばいいのかが難しく、私は形でました!
廣野翔一毅然としていたい、ということなのかなあ。 - 天位2026/9/26 ・ 2026/9/26 14:00 の歌会(子の間) ・ 5 票
柔らかいけど甘くない芋を食べながら瞼で噛む春と修羅
コメント 12 件
宮蛍芋と読書から季節が秋であることをうかがえます。芋を食べているが、噛んでいるのは詩集である、というのは面白いズラしです。 詩集を味わっているから、食べものは味じゃなくて食感だけ感じているのもユニークです。じめんだ「瞼で噛む」がやっぱり良かったですじめんだ宮蛍: 芋と読書から季節が秋であることをうかがえます。芋を食べているが、噛んでいるのは詩集である、というのは面白いズラしです。 詩集を味わっているから、食べものは味じゃなくて食感だけ感じているのもユニークです。
食感! なるほどじめんだやわらかい/けどあまくない/いもをたべ/ながらまぶたで/かむはるとしゅら
キキキキキウ瞼という本来噛む器官ではないところに噛む行為を与えることで異、異物感が各段に上がったと思います。春という柔らかさ、修羅という苦悩を噛むという行為で結び付けているから季節感と心のすさんだ感じが同時に咀嚼できている(させられている?)ようにました。
宮蛍某歌人の作品に「千年前の詩を薄く剥く」みたいながあり、こういう読書と料理(や食事)をとして重ね合わせられる人はスゴイな……と思っています。
ナナフシ寝過ごしてしまって票を入れれなかったのですが もし票を入れるなら候補に上がってくるくらい好きです
二級河川と街「柔らかいけど甘くない」、いいですね。 春と修羅は最近読んでないのでうろ覚えですが、自分としてはむしろどちらかというと「柔らかくないけど時折甘い」印象だった気がして、そういう意味で対比として読めた感じです。じめんだについてはどうでしょう。は合わせられるものの、結構難しいまたがりかたをしているような印象でした。歌の中の動詞の数は減らせ! みたいなプチテクニックも聞きますが、それでいうと形容詞や動詞の述語が多いのも一因なのかな、という気も。。
宮蛍二級河川と街: 「柔らかいけど甘くない」、いいですね。 春と修羅は最近読んでないのでうろ覚えですが、自分としてはむしろどちらかというと「柔らかくないけど時折甘い」印象だった気がして、そういう意味で対比として読めた感じです。
わかります。春と修羅ってサブカルあるあるのわりに結構何言っているか分からなくて、そういう意味ではごたえがある部類で、そこが芋の食感と対比だなと思いました。じめんだ二級河川と街: 「柔らかいけど甘くない」、いいですね。 春と修羅は最近読んでないのでうろ覚えですが、自分としてはむしろどちらかというと「柔らかくないけど時折甘い」印象だった気がして、そういう意味で対比として読めた感じです。
たしかに、全然この芋と違う詩集ですね・・・
よいのりゅう春と修羅をお恥ずかしながら読んだ事が無く・・・芋の詩があるのでしょうか。 - 2026/9/25 ・ 2026/9/25 21:00 の歌会(庚午の間) ・ 1 票
あなたではない軍服がやってきて庭の芝生の青がまぶしい
コメント 7 件
セイこれまだ解釈できていないのですが、との対比が気になります。
藤井霧江隣の芝生は青いの自分は「隣」側なのだという軍服を着るのが「あなた」ではなかった安堵とけしてそのことを喜んではいけない、明日は我が身かもしれないという不安を感じました。
エバラ「待っている側」の感情の描写が上手いなぁと思いました。 国のために戦争に向かった「あなた」を誇りに思いつつ、心のどこかで帰りを待っているんでしょうね。 その「あなた」を受け入れるための家を作って待っていたのに、そこに来たのはあなたではなく……。
よいのりゅう喪失、青というキーワードから、遠藤周作の詩を思い出しました。「人間がこんなに哀しいのに、主よ、海があまりに碧いのです」
エバラ恐らく「あなた」は亡くなってしまっているんだと思うのですが、その今は青い芝生がこの先どうなっていくかを考えると待っている側の未来も考えられて面白いです。
しゅうG深いけれども清浄な悲しみを感じました。Sand Pawns軍服のカーキ(土)色と芝生の色の対比なんでしょうか - 天位2026/9/23 ・ 2026/9/23 21:00 の歌会(卯の間) ・ 5 票
初めての雨に打たれて花束の薔薇は刺すのを一度ためらう
コメント 12 件
杢野くもためらっても、結局刺してしまうんでしょうか
modern「花束の薔薇」という美しいが詠まれているのに、不穏な印象を与えるのが素敵だと思いました
夕瀬 誠一度ですもんね
夕瀬 誠初めての雨というが好きです睦月 雪花初めての雨という状況から、花束にするために育てられた薔薇が大切に人の手で育てられてきたのが分かります。その薔薇が雨に打たれているという状況が、幸か不幸か背を考えさせられます。
modern「刺す」というのは何を刺すのだと思われますか?
楢原もか刺すのをためらう理由がとても詩的です。薔薇を化したことで、よりストーリーを感じる一首になっていると思います。睦月 雪花modern: 「刺す」というのは何を刺すのだと思われますか?
私もそれが気になりました。通常なら人だと思うのですが…
modern睦月さん、坊さんの、なるほどです!化か…とても深いお歌に感じることができました
modernどうしても「花束の薔薇」は商品のように感じてしまい、育てられたあとの初めての抵抗の葛藤というところまできれませんでした。
楢原もかそれゆえに自分は特別と思っていて、高飛車でちょっとめんどくさいヤツ、みないのを私は想像しました。 だから雨でためらってしまった。
ほほ薔薇の化というのが素敵だなと思います。私もの手を刺したのだとましたが、想像が広がりますね。