白石愛佳梨
しらいし あかり と申します! 好きな歌集は『たやすみなさい』(岡野大嗣)です。どうぞよろしくお願いします。
月間ベスト
- 2026-10 ・ 4 票 ・ 2026/10/1 21:00 の歌会(午の間)
気まぐれにカメラロールを遡る ご飯 あなたのピース 夕焼け
- 2026-09 ・ 7 票 ・ 2026/9/23 21:00 の歌会(巳の間)
それぞれの小さな旅を持ち寄って鍵置き場には二匹のイルカ
これまでの全歌 (7)
- 人位2026/10/1 ・ 2026/10/1 21:00 の歌会(午の間) ・ 4 票
気まぐれにカメラロールを遡る ご飯 あなたのピース 夕焼け
コメント 12 件
じめんだ歌のつくりとしておもしろいな、上手いな、と思った歌でした
廣野翔一入れておいてアレなんですけど、は色々動くなと思いました。
アサコル微笑ましい穏やかなお歌だと思いました。もしかして過去の幸せを思い返している歌かとも思いましたが、の気まぐれにがあるので今もは幸せなのかなと 選ぶか選ばないかとても迷いました
永井文鳥この歌も特に主張は取れないですが、それでいいとすら思いました。様々なものが無造作に並んでいるのがカメラロールかと思うんですが、途中の「あなたのピース」がにとってはフックになっているのかなと思いました(「あなた」とよんでいるあたりから)。様々なものが代替できるなと思いつつ、真ん中に「ピース」を置いたのが良いなと思っていて、それでが立ち止まり切らずに「夕焼け」に進んでいるところが、と「あなた」の距離を暗示しているように読めたので、個人的には割と応えある歌でした。
菜種油映像が浮かびました。一瞬豆ご飯かなと。笑じめんだ内容としては「ご飯」が一番よかったです 誰と食べたかとかどこのものとか、詳しいことまでは踏み込まないぼんやりしたで、でも思い出そうとすればきっとわかるはずで、という、たしかにこういう「ご飯」の写真がいっぱいあるなーと
廣野翔一がこれである必要は無くて、色々入れれそうでなんだったら大喜利もできそうな感じもあるのですが、でこれだけ遊びを許すはもしかしたら器が大きいかもしれないと思って選しました。
菜種油何気ない穏やかな日常を掬い取った表現が、いいなと思いました
永井文鳥カメラロール、どうでもいい写真が消さずに残りがち、たまにそれを見がち、というふたつのあるあるが、この歌を支えているのかなと思っています
永井文鳥むしろ個人的には「気まぐれに」とまで言っていいのか、というところを悩みました
インアンこれなら、と言ってもいいでしょうか…?(勉強になります!) あなたのピース✌️が日常の美味しいもの、美しいものと一緒にカメラロールに並んでいる様子が素敵でと迷いましたじめんだには表現上別に特別なものは一つも入っていないというか、結構誰のカメラロール遡ってもおんなじようなものがある、という意味での固有性がない歌だと思うんですが、あんまりそれが悪いような気もせず、という感じですた - 地位2026/9/29 ・ 2026/9/29 21:00 の歌会(子の間) ・ 6 票
いつか来る私のいない夕暮れをただ飛んでゆく一羽の雀
コメント 9 件
やまこよみ「雀」というのが良いですね。
昼お願いします〜。飛んでゆく、と現在形で書かれているのが、確定した未来を思い描いているようで、切なさを感じました。
はづきもに夕暮れに立ち尽くし飛んでゆく雀を眺めたのさびしい背中が浮かぶようで、素敵なお歌だと思います。
樋高芽依と最後までとても悩みました。自分がいなくなった世界につーっと伸びていく雀の姿が、かすかな希望のように感じて好きです。
シラタキガエルお願いします。一番好きなのは「ただ」という表現です 私がいなくなっても世界は嘆かず、ただ続いていくとこに寂しさと、どこか救われるような軽さが同居しているような気がしますやまこよみ荒廃した近未来を思い浮かべながらましたが、最後の「雀」で近未来ほど遠い未来ではなく、みなさんが仰ってるようなであることがわかりました。
あきの つきお願いします。 「夕暮れ」という時間帯が静かなさみしさと重なってより美しく感じました
シラタキガエル飛ぶのが鶴や鷹ではなく雀なのも好きです。ありふれた、小さな、身近な鳥なので、日常が変わらず続くことの手触りが出るような気がしました。 夕暮れの雀は、ねぐらへ帰る姿と重なって、一羽の孤独と、帰る場所のある安らぎの両方を想像しました
Motoshi夕暮れって、色が遠ざかることによって引き伸ばされて赤くなっていると聞いたことがあります。 目の前の夕暮れは、いくかの「私のいない夕暮れ」まで重なっていて、一羽の雀が今そこに向かって遠ざかっていっている。 逆にいうと、は今現実にいながら世界(太陽や雀)に置いて行っていかれているような哀愁ただよう感覚で、素敵な歌だなーと思いました。 - 地位2026/9/28 ・ 2026/9/28 21:00 の歌会(亥の間) ・ 2 票
青になり歩き出すとき少しだけこうもり傘の群れを率いる
コメント 8 件
栗崎皓幼稚園とか小学校の先生だったら素敵だなと思ってました。その場合こうもり傘とは言わないのかもしれないですが睦月 雪花信号待ちをしていたときは他の人たちと一つの塊のようだったが、青になったら誰よりも先に歩き出していき群れの先頭に立つというがカッコイイなと思いました。
栗崎皓かっこよくなったりかわいくなったりしていいですね
春山にするなら、「こうもり傘」と言い切らずに「こうもり(たち)」くらいでもいいのかもと思いました!こうもり傘ってではあるけど一般名詞なので……
栗崎皓率いる、で締まる感じも好きですね
曽我区分わたしはたぶん率いられる方だなと思いつつ読んでいました。 けど「少しだけ」だとしたら、また群れの中に戻ってしまうのかもしれないですね。睦月 雪花でも少しだけ、なんですよね。そこがの前に出過ぎない性格を表しているようで面白いです。
栗崎皓渋谷みたいなイメージなのかな、なら少しかも - 2026/9/27 ・ 2026/9/27 14:00 の歌会(辰の間) ・ 2 票
そのままでまばゆい命くたびれた女性自身を読む日が来ても
コメント 5 件
半田新自身と雑誌の「女性自身」がかかっているのでしょうか? 歳を重ねることをプラスに捉えた素敵な歌だと思いました。
安田萍寄(ウキクサ)先の未来のくたびれてしまった自分をすでに優しく認めているというのが心に染みました。 「くたびれた」は女性自身と日々両方にかかっているんだと思います。
半田新安田萍寄(ウキクサ): 先の未来のくたびれてしまった自分をすでに優しく認めているというのが心に染みました。 「くたびれた」は女性自身と読む日々両方にかかっているんだと思います。
腑に落ちました!
木ノ宮むじな雑誌の「女性自身」としてました。 勝手なイメージですが、病院などの待合室で年配の方が読んでいることが多そうな印象を持っています。(偏見でしたらすみません) その雑誌もくたびれて、それを自分もかつての若い頃とは違う。それでも前向きな生への賛歌として「そのままでまばゆい」としているように解釈しました。手の状況は分かりませんが、雑誌名と自らのことを掛け合わせたに👏です
島田女性自身て確か雑誌ですよね。女性自身、についてあまり知識がなく、汲み取れないところがあり申し訳ないのですが、 くたびれた雑誌をような未来がきても、どんな生き方に流れ着いたとしても、この生は肯定されるんだという、自分の未来を照らす視座のように読めました。 - 天位2026/9/24 ・ 2026/9/24 21:00 の歌会(子の間) ・ 6 票
はいチーズ以外の顔で生きていて誰かの端に写ったりする
コメント 10 件
つじりこれめっちゃします。 集合写真撮ってる人たちのこわさってありますよね。こちらが強制的にモブにされるようなやまこよみ良い歌と言う他ないと思います。
ねむねもね「はいチーズ」の顔って大抵笑顔だと思います。笑顔じゃない顔で生きていて、誰かの写真に写り込んだりすることの生々しさと怖さがあります。
かいこつの促で、どこか哀しさに行ききらないのがいいなと思いました
ぽっぷこーんじぇる言われてみればはいチーズの顔ってちょっとあれですよね。写真撮るときはみんな笑顔じゃないといけないみたいな。やまこよみ私は特別な笑顔でなくとも誰かの特別な瞬間に偶然立ち会う日常的な幸せを感じました。
新年new太朗はいチーズ以外の顔 がすばらしいですね はいチーズの顔は強制的にいい顔をしなければいけないみたいな圧力がありますよね
つじりやまこよみ: 私は特別な笑顔でなくとも誰かの特別な瞬間に偶然立ち会う日常的な幸せを感じました。
確かにこのもすてきですね! 集合写真とかよりもっと個人的な写真のすみっこに当時の友達とかいるとめちゃ嬉しい
ぽっぷこーんじぇる「写真にとられる(特別な)瞬間」と「日常生活の時間」のギャップをよく捉えていると思いました。誰かにとっては観光地でも現地の人にとっては生活する場所で……みたいな、こういうことはたくさんありますよね
新年new太朗だれかの端に写っているときはフラットな自分なんでしょうけど 端なんですよね… そういうところにリアルさがありました - 地位2026/9/23 ・ 2026/9/23 21:00 の歌会(巳の間) ・ 7 票
それぞれの小さな旅を持ち寄って鍵置き場には二匹のイルカ
コメント 17 件
紺村旅はこれまでの人生をあらわしていて一緒に暮らしたはじめたところなのかなとました
アサコルそれぞれの小さな旅を持ち寄った結果が二匹のイルカなのが可愛らしくて好きです。二人ともバラバラに行動してるのに好みは似てるというのが微笑ましいです
一ノ瀬 美郷に迷ったのですが、二人暮しの玄関で、鍵置き場にそれぞれのお土産のイルカがキーホルダーになっているのを想像しました。小さな旅を持ち寄る、ということで、たぶんふたりは別の旅に出かけて、相手にお土産を買った、それが偶然ふたりともイルカだったのかなと思いました。
遠藤ミサキ鍵置き場を共有しているということは、一緒に住んでる二人なのかなと。その上でそれぞれの小さな旅、という別々の時間を持っているが好きです。
島田同棲している2人がそれぞれの旅先で訪れた水族館のお土産のイルカのキーホルダーが鍵置き場を介して集結しているを思いました。
暮石恋衣思わず顔が綻ぶ、優しいお歌です。新婚夫婦を想像しました。夫婦(もしくは、同棲中の恋人)であっても、それぞれに旅行に行く。違った場所で買ったお土産なのに、イルカが並んでいる。とお相手の価値観が似通っているのが伝わってきて、ほっこりとした気持ちになりました。
暮石恋衣私はほとんどに迷いませんでした。が浮かぶ素敵なお歌です。
村川愉季同棲し始めた二人の歌なのかなと思いました。別のところで買ってきた別々のイルカの置物が鍵置き場にあることで、ここまでの数十年を別に生きてきた二人がこれからは合流して過ごしていく喜びが表されているのかなあと思いました。 「二匹のイルカ」が別々のイルカの置物だとのは深なのかも
一ノ瀬 美郷ふたりが「鍵置き場はここ」「〇〇はここ」と一緒に場所決めをしたり、生活の話をしている様子まで想像できるようなほほえましいお歌です☺️
アサコル同棲中のカップルとましたが、バラバラに行動してる二人のが良いなと思いました
村川愉季あー!一緒に旅行したんだけど、2人それぞれ味わった旅行の思い出としてペアのイルカの置物を買ったのかなあ
島田旅からイルカのお土産を選んで持ち帰る、2人の優しそうな感性が伺えます。
暮石恋衣「鍵置き場」が良いと感じました。自然と同居しているのと、仲睦まじいご関係なのが伝わってまいります。
紺村小さなというのがなんのことなのかきになります
暮石恋衣村川愉季: あー!一緒に旅行したんだけど、2人それぞれ味わった旅行の思い出としてペアのイルカの置物を買ったのかなあ
なるほど……別々に旅行に行ったのではなく、一緒に行った旅行というもできますね……。
村川愉季イルカのキーホルダーなのかもしれないなと思いました。それぞれ一つずつつけているなら、外出とか小さな旅になるのも分かる
暮石恋衣小さな旅は小旅行とました。 - 人位2026/9/22 ・ 2026/9/22 21:00 の歌会(巳の間) ・ 5 票
送らない日が増えるほど奥に行くあなた好みのLINEスタンプ
コメント 15 件
saim予測の候補にそのスタンプが出てこなくなることを、「奥に行く」って言ってるのが面白いと思いました。
横山基素直な歌で素敵ですよね。でも他の人に使う気にはなれないっていう。奥っていう空間感覚もわかるなあって思いました。
にあえ歌意がよく分かって嬉しかったです。
多田ゆか理言葉がとてもなめらかに配置されていて、のお手本のようなお歌だと感じました。二次元のスマホの中で「奥に行く」という立体感も、非常に実感がある言葉だと感じました。
インアン「右に行く」と捉えてしまいそうになるけれど、「奥に行く」と言うのが丹頂鶴さんが言うように、切なさを増す感じで良いなと思いました
それからのこと三句「奥に行く」が面白かったです。予測スタンプの仕組みとしては左右なのですが、そこに「手前/奥」の空間を実感としてもちこんでいるところが巧みに思いました。
インアンどんな特殊なスタンプなんだろう お相手の好きなキャラクターものかな…などと想像するのも楽しいですね
横山基あなた好みっていう小さな押し付けが、ちょっとこわくて、でもそこにかわいらしさも感じます。
多田ゆか理インアン: どんな特殊なスタンプなんだろう お相手の好きなキャラクターものかな…などと想像するのも楽しいですね
確かに…!普段使いはせず、あなた以外には送らないような特別なスタンプなのですね…!
インアン確かに、送らない日々あっての奥、ですから不穏さ、ありますねぇ
それからのこと横山基: あなた好みっていう小さな押し付けが、ちょっとこわくて、でもそこにかわいらしさも感じます。
たしかに、「あなたの好きな」ではなくて「あなた好み」という言い方に、の感じ方がよく現れているようにも思えます。
にあえだけで動詞が3つあるのが、テンポのいい現代的なチャットの雰囲気を出していると思います。
それからのことたしかに、動詞的な表現が多く、「LINEスタンプ」の一物仕立て的な歌なのですが、動詞が多くてくどいイメージは受けませんでした。
横山基うがった方をして、「あなた」とはLINEはしているけれど「あなた好みのLINEスタンプ」だけは使わない、というの小さな反抗とも見えたり。もしかしたら関係性が変わってしまったのかも。
多田ゆか理のが非常に的確で、説明しすぎないようなに惹かれました