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間 由美(あいだゆみ)

月間ベスト

これまでの全歌 (3)

  • 地位2026/10/12 ・ 2026/10/12 14:00 の歌会(丑の間) ・ 6 票

    神経のないはずの歯がうずきだす十年ぶりのあなたの背中

    コメント 12 件
    リコシェ/梓乃📍節制中
    幻肢痛のようなものかと思いました。とあなたとの関係は分かりませんが、何か不穏なものを感じさせるおうたですね。の表現が好きで選を入れさせていただきました。
    大坪命樹@文学界にバリアフリーを望んで
    やぶ医者は、やたら神経抜くんですよね、その歯医者におそらくブリッジにでもされた歯を使って、懐かしい貴方の肩を甘噛み。なんとなく不倫っぽいですね。
    amp
    がイメージしやすいで良かったです。背中がきっかけになっているのも示唆的です
    横山基
    十年ぶりなのに背中だけで「あなた」だとわかってしまう関係性。若くないのと相まってドラマを感じました。
    ymdymm
    「歯がうずく」というのが、なんとなく甘い恋愛/あるいは性愛のような雰囲気も漂わせつつ、そこにを傾けさせないのがうまいと思いました。
    リコシェ/梓乃📍節制中
    神経のないはずの歯、である程度の年輪を感じますね。十年ぶりというのも、積み重ねた年月の重さを感じます。それを超えてびりびりと感じるほどの深い間柄だったのでしょうね。
    ちゃんぽん
    憎しみからか、色んな噛み跡をつけあった過去からなのか、神経がなくても疼く不思議な関係を感じました。 ここで、背中を選択したのは去っていったことのなのか、その部位に思い入れがあるのかはお聞きしたいと思いました。
    大坪命樹@文学界にバリアフリーを望んで
    神経のない歯がうずくのは、おそらく精神的なものだから、甘噛みではないかもしれないけども、貴方の背中を見て、歯が感じた。昔のあなたとの何かの経験を思い出したのか。歯がうずくというのがエロチック。
    横山基
    「歯が疼く」だと痛みのイメージだけですが、「うずく」であることでなにかより広がりを感じます
    amp
    はあなたを見ているのに、あなたはを見ていない状況であることが重要なのだと思いました。
    リコシェ/梓乃📍節制中
    歯と背中というは確かに身体的なつながりをイメージさせますね。なるほど。
    ymdymm
    きっと偶然で見かけた「あなた」はわたしには気づいていなくて、それを本能で「噛み付くように」引き止めたい、でもそれを妨げるように(あるいは『あなた』との辛い記憶とリンクするように)「歯がうず」く。そういうとリンクした逡巡をイメージしました。
  • 天位2026/10/4 ・ 2026/10/4 14:00 の歌会(子の間) ・ 4 票

    アルコールランプに蓋をするように親父はスッと命を終えぬ

    コメント 11 件
    横山基
    ガラスの蓋がふれるカタン、というまで聞こえてきそう。好きな歌でした。
    ひのきあさみ
    子どもの頃理科の授業で、蓋をするとあまりにも呆気なく火が消えるので驚いた記憶があります。お父上は突然亡くなってしまったのでしょうか、それとも苦しまずに安らかに、どちらにも考えられます。綺麗なお歌だと思いました
    安田萍寄(ウキクサ)
    、と思います。有無を言わせぬ感が良いです
    ねむねもね
    落語の「死神」では、人の命の蝋燭が登場するけど、ここでは親父の命のとしてアルコールランプが登場しているのがミソだと思いました。蝋燭のようにジリジリと減っていくのではなく、ストンと急に消える命。ピンピンコロリと逝ったのか、事故か事件かで命を終えたのか。最後の言葉が「終える」ではなく「終えぬ」なのも良いと思います。
    白野さざんか
    苦しまずに安らかに命を終えた様子がうかがえます。 最後が「ぬ」なのが好きです。終わってしまったどうしようもなさを感じます。
    横山基
    選のときは「蓋をする」の性が内容とそぐうのか少し気になっていましたが、しかしこれによって、悲しいけれど、家族が悲しみながらも自然と受け入れられるような空気がつくられているのかもしれないな、と思いました。
    白野さざんか

    ねむねもね: 落語の「死神」では、人の命の蝋燭が登場するけど、ここでは親父の命の比喩としてアルコールランプが登場しているのがミソだと思いました。蝋燭のようにジリジリと減っていくのではなく、ストンと急に消える命。ピンピンコロリと逝ったのか、事故か事件かで命を終えたのか。最後の言葉が「終える」ではなく「終えぬ」なのも良いと思います。

    アルコールランプに蓋をした誰かがいるなら、命が終わってしまったのも事故などかもしれないと読めますね…
    お地蔵
    表現に瑕疵のない短歌だと思いました。と出来事が近すぎる(火を消すことと命が尽きること)気がしたので取りませんでしたが、アルコールランプのイメージ喚起の力でそこはカバーできていると思うので、単に私の好みの問題です
    ねむねもね
    ちょっと気になった箇所として、字数合わせなのか「スッ」の2文字が入っているのですが、アルコールランプのが入っているので「スッ」の2文字は別に必要ないかもしれないかも…?と思いました。
    横山基
    スッがないと、火に着目が移らないかも?とも思います、どうでしょうね
    お地蔵

    横山基: スッがないと、火に着目が移らないかも?とも思います、どうでしょうね

    私はあったほうが好きです
  • 天位2026/9/26 ・ 2026/9/26 14:00 の歌会(申の間) ・ 4 票

    アルバムは更新されて桃のよう日ごと熟れゆく君との暮らし

    コメント 10 件
    ゆゆ
    アルバムが更新されていくデジタルな記録と、生身の果実のように熟していく時間の対比がとても美しいです
    千彩 瑛
    二人の充実した日常生活が目に浮かびます。売れていく桃のような甘い生活が。
    森内詩紋
    桃は熟れるほど香りや甘味が強く濃くなるもの。日ごとに二人での暮らしが濃密になっていくのを佳いで描いたうたと思いました。
    森内詩紋
    摘まれた後の桃を考えると、暮らしの続くうちに起こるだろう不具合まで想像させる力がある。
    キクラゲ
    デジタル的な「更新」と、生きている「熟れる」の使い方が素敵です。
    松﨑通彦
    「桃」をに持ってきたのがにくいですね☺素敵です
    キクラゲ
    桃以外の果物だとまた違う見え方になりそうですね。
    松﨑通彦
    デジタルのアルバム(フォトなんとか…)がかってにスライドされてていくのって、たしかに熟れていく感じに似ているかも
    森内詩紋

    キクラゲ: 桃以外の果物だとまた違う見え方になりそうですね。

    桃以外ありえますかね?
    松﨑通彦
    柿とか?